2013年1月15日火曜日

「ダイブビズショー2013」に出演します


「ダイブビズショー2013」
シーアンドシー商品セミナー のご案内
http://www.seaandsea.co.jp/press/cinfo_1357706578.html

最新水中ストロボ「YS-D1」+ 最強水中カメラ「MDX-D800」を用いたセミナーです。

写真上達へのヒントやマル秘テクニックなど、余すところなくお話致します。
水中写真に興味のある方々は下記の連絡先よりご予約の上、ぜひ会場に遊びに来てください。

●1/31(14:00~14:45)
写真家・中村卓哉氏をゲストに招いて「MDX-D800+目からウロコのYS-D1の使い方テクニック」
会場: 都立産業貿易センター台東館(8階 第5会議室)

※セミナーに参加希望の方は事前にご予約ください。※セミナーは一般の方も入場できます。
1/22までに下記のいずれかの方法でご連絡ください。(必須: ショップ名及び代表者名もしくは個人名・参加人数・来場希望日(1/30・1/31))

電話:03-5701-5533(シーアンドシー国内営業部)
FAX:03-5701-5561(シーアンドシー国内営業部)
メール:t-ozaki@ss-sp.com(プロモーション担当:尾崎)
※当日は会場の都合によりオンタイムスタートで行います。遅くとも5分前にはご着席のほどよろしくお願い致します。

2012年8月14日火曜日

MDX-D800



ようやく待ちに待ったニコンD800用の水中ハウジングMDX-D800が届きました。

MDX-D800  (ワイドはSIGMA15mm Fisheyeを装着)

ワイド系のレンズを何にするか未だに迷っておりますがワーキングディスタンス(最短撮影距離 - レンズ長)が短いシグマの15mm Fisheyeをとりあえず装着。
単焦点を選んだ理由がDムービー撮影時にマニュアルフォーカスが可能な為でもあります。
(フォーカスギアはシーアンドシー製 キャノン16-35mm用のものを兼用出来ます)

勿論、今後ナノクリの14-24mm等も試してみたいですが、ポートとの相性や重量バランス、ワーキングディスタンスが長い等、水中でCPに見合うものなのか良く検討してからにします。
どなたか人柱となってくれる方の情報お待ちしております(笑)

大瀬崎でテストしてきた画像を掲載します。

MDX-D800 ・SIGMA15mm FISHEYE ・YS-110α ×2
この日は門下へ潜ってきましたが、海中は浮遊物が多くモヤモヤしておりました。
D800が叩き出す画質には度肝を抜かれっぱなしですが、浮遊物も結構目立ちます。
しかし岩肌に付いた海藻やカイメン、ヤギの細かなディテール等、D800の質感描写力
は本当に素晴らしいです。



MDX-D800 ・SIGMA15mm FISHEYE ・YS-110α ×2
何気ないメバルの写真ですが、PCで等倍に拡大してみてびっくり。
上の写真を倍率100%に拡大してトリミング

これマクロレンズで撮影したと言ってもわからないでしょ。
いやー3600万画素の描写力は恐ろしいですな。
気になる手ぶれもいつも通りのホールディングで1/60秒で切りましたが殆ど気になりませんでした。

では最後にD800でかなり使える機能をひとつ紹介します。

ISO感度やWB、EV補正などの各種ボタンを一度押すと押しっぱなしにする事が出来る機能です。
是非下記の手順で変えられますので試してみて下さい。

カスタムメニューの中のf 操作にはいる
f10ボタンノホールド設定をONにして完了
ISOボタンを一度押しで押されっぱなしに。
もう一度ISOボタンを押すか、シャッター半押しで解除

ハウジングの外からの操作では、各種ボタンが押されっぱなし状態になれば設定変更のストレスがかなり無くなります。
                                   
ではまた、D800の使用感等をレビューしていきます。

2012年5月24日木曜日

最近は

先週親子で知床の羅臼にテレビ番組の取材に行っておりました。
水温2度の中、放卵するテカギイカという1メートル以上のイカの撮影が目的でした。
撮影では「知床ダイビング企画」の関さん、川原さんにすごーーくお世話になり、御陰様で目的の映像を抑える事が出来ました。

お二人には大感謝です!!

そちらの映像はこちらで放送されます。

2012.6月9(土)・16(土)19:30~20:00

BSジャパン「キャノンプレミアムアーカイブス 写真家たちの日本紀行」


なんだか最近バタバタしており、身近な事が色々とおろそかになっている自分に気がつきました。
そんな中、一昨日友人のミュージシャン”えこ”のラジオ番組に出演させてもらい、自作の歌を思いっきり即興で2曲歌わせてもらったのですが、気持ちがす〜〜っと晴れやかになった気がします。

”えこ”とは10年来の友人で、私が沖縄生活時代に体験ダイビングにきた彼女と友人を介して出会ったのがきっかけです。
普段はとってもゆったりとした喋り方をするのですが、ライブでの彼女はまるで別人のように威風堂々としております。

マイペースに活動している彼女を見て、同じ様に自分の好きな事を、好きな場所で、好きな人たちと確実にこなしていきたいと思いました。

ゲスト出演させていただいた”えこ”のラジオ番組の放送はこちらです。

2012.6月3(日)・17(日)・7月1(日)・15(日)

隔週日曜日放送 22:00〜22:30

「えこのはなうたのすすめ」

IBS 茨城放送水戸:1197kHz/土浦:1458kHz


クラゲのようにゆったりとした時間軸の中で、説得力のある作品を作っていくのってなかなか難しいことだけれど、それが出来たら最強だな〜。

がんばろっと♪


2012年4月5日木曜日

神田川沿いの桜を下見

今日は昼からお花見の予定が、急な仕事で行けなくなり夕方までソワソワ。。

うううう、16時をまわって我慢の限界が、、

せめて近所の神田川沿いの桜でも見に行こうとチャリを飛ばしたわけであります。

まだ5〜6分咲きといったところか。

でも日差しが良く当たる場所の桜は見頃でした。

とりあえず、日暮れ迄の間バシバシっと撮影してみたものの、桜って難しいね。

なんか、素人写真になってしまったけどアップしときます。

今週末あたりが見頃ですね〜。

どこもかしこもお花見で盛り上がるんだろーなー。

週末はマリンダイビングフェアなどもあるし、皆さん予定はバッチリ空けてますでしょうか。

今週末は呑みますよ〜〜!!

いい感じのところ切取ってみました。

塀によじ登ってまるで鉄っちゃんのように。
あれれ〜、都電のライトより下が隠れるんかい!!

このアングルは花びらが散る頃ND+スローシャッター or 微速度撮影だね。

たまにはガーリー風(笑)うーん。。イマイチ

レンズプロテクターとって逆光をナノクリレンズ裸で。
下敷きでゴーストフレア切ったつもりがやっぱ出るね〜。
しかも目立つとこに。。(良く見ないで下さい)

夕日が沈む時間の逆光の桜はやっぱ美しい。

お月さんが出てきたのでパチリ。

さらに引いてパチリ。ビル影の場所はツボミが多い。

2012年2月29日水曜日

あれからもうすぐ一年

久々すぎるブログ書き込みです。。

この時期になるとほぼ毎年沖縄へ行くのですが、数時間後には沖縄へ向けて出発します。




昨年の3.11 丁度、那覇空港の沖合でこの写真を撮っている時に大震災が起きた。

あれからもうすぐ1年。

昨年と同じ様に沖縄へ向かう。

自分が今やるべき事は昨年と同様に写真を撮り記録し続けること。

そして、今回もいつもの大浦湾へ。


これまた安いチケットでいつものように始発で空港へ向う。
朝方降りそうな雪が少し心配かな。

天気はかなり心配だが、なんとかなっちゃうでしょう。

ではでは〜!

2011年12月15日木曜日

明日から新宿にて写真展を開催します



 中村卓哉 写真展

    わすれたくない海のこと 

辺野古・大浦湾の山・川・海


明日12/16日(金)より富士フォトギャラリー新宿にて
写真展を開催致します。

沖縄県の辺野古周辺の豊かな自然をどうぞ心と目に焼き付けて下さい。
毎日、会場にいる予定でおります。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。


会期:2011年12月16(金)〜12/28(水)
*祝日・日曜日は閉館となりますのでご注意下さい。
午前10時〜午後6時まで(最終日は午後2時で終了致します)
*入場無料

2011年11月27日日曜日

三陸ボランティアダイバーズ

先週、岩手県陸前高田市を拠点に活動されている三陸ボランティアダイバーズの海中瓦礫撤去作業に参加させて頂きました。
三陸ボランティアダイバーズ代表のクマちゃんとダイビングチーム海侍の池田夫妻が以前タイで働いていた時のダイバー仲間であったという事もあり以前から少しでも活動のお手伝いをしに行きたいと考えていた。

そして、今回駆けつける一番のきっかけが、同じく海侍のゆかりちゃんがバイトしていた東京の焼き鳥屋さんでの同僚、浦島(太郎)さんを紹介してもらった事が大きい。
太郎さんのご実家は大船渡市の漁仲買業をされており、太郎さんご自身も震災後地元の漁業復興のお手伝いをされるため岩手に戻る事を決意、その後海侍の紹介で現在三陸ボランティアダイバーズにて住み込みで活動されています。

そんな太郎さんは最近ダイビングをはじめ、地元の海の清掃活動をされています。
不思議な海の繋がりが強い絆をうみ、一歩ずつ震災前の奇麗な海に戻す力になっている事を知り、今回三陸を訪れた経緯となったわけであります。

三陸ボランティアダイバーズ拠点”クマハウス”前にて

震災後、初めて訪れた陸前高田および大船渡の街は正直、目を覆いたくなるような状況でした。
かつてどこまでが海で、どこまでが街だったのか、地元出身の太郎さんでもわからない場所が多いとのこと。
しかし、震災から8ヶ月経った今でも街中には多くのボランティアたちの姿があり、前向きな言葉と笑顔に溢れ一歩ずつ復興に向けて街が動き始めていました。

大船渡市甫嶺の漁港に山積する瓦礫

到着してすぐに被災地の海の中へ潜ると、意外という言葉は不向きかもしれないが、透明度が抜群に良く、イワシの群れ、チャガラ等のハゼや北の海の珍しいカジカの仲間に迎えらた。
しかしそこには震災の爪痕である瓦礫や巨大な堤防が静かに横たわっている。
この瓦礫をひとつひとつロープに括り陸にあげる作業が毎日のように続けられている。

体重130キロのクマちゃんの体も小さく見える巨木にロープを括る

日々果てしなく続けられる瓦礫撤去作業だが、ひとつ瓦礫をあげればひとつ奇麗な海に戻るという事を考えればこの作業は楽しくもあるのだという事を教えられた。

一度掴んだ瓦礫は諦めずに必ずあげるのだというクマちゃんの言葉通り、絶対に無理だと思われた巨木の撤去も重機を使って確実におこなっていく。


水温は15 度だが、ウエットスーツでも汗をかくほどの忙しい撤去作業の中、瓦礫の中から珍しい生き物が飛び出してきた。北の海でしか見る事の出来ないイソバテングの愛くるしい姿に心が和む。
瓦礫の中から飛び出したイソバテング

冬のこの時期大船渡を流れる川にはサケが遡上し産卵場所を求めてやってくる。
故郷の川の匂いは震災後確実に変わってしまったが、それでも必死に戻ろうとする強い意志が彼らを産まれた場所に導くのだろうか。
三陸ボランティアダイバーズではサケが帰る川を塞き止めていた瓦礫を撤去する活動もおこなっている。

傷だらけになりながら川を必死に昇るサケの姿に心打たれる

途中で力つきたサケを横目に彼らは真っすぐ産卵場所を目指す

産卵場所まで昇ってくる強いサケは傷も少なく奇麗なんだよと漁師さんが教えてくれた
決して諦めず命を次世代に繋ごうとするサケの力強い眼差しに東北人の姿が重なった。

なんだろう、命って、どうしてそこまでして子孫を残そうとするのだろう。
どうしてそこまでして、瓦礫の山積した海に川に向かうのだろう。
おそらく、彼らに出会うまではそのようなくだらない疑問にすら答えを探してしまっていたかもしれない。

前向きに生きるという事に理由なんて無いのかもしれない。
立ち向かう事に無駄なんて無いという事と同じように。

そんな事を考えている前に、必死に生きる彼らの姿を知ってほしい。



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