戦後の昭和史をドキュメンタリーの視点で撮影し続ける私の憧れの写真家の熊切圭介先生が22年間教鞭に立っていた日本大学藝術学部写真学科を今月ご退官されました。
私は日芸在学時代、熊切先生の報道の授業と4年のゼミを専攻して以来、先生の写真の持つ真実をねじ曲げずストレートに伝える力に魅了され常に熊切先生は自分の憧れでした。
日芸の教授としてはご退官されましたが、日本写真協会の会長としての職務等まだまだお忙しくご活躍されており、なんといってもカメラマンには定年はありませんので今後も素敵な写真で私達を魅了して頂ける事でしょう。
昨日はそんな熊切先生を囲みご退官のお祝いをするゼミの集まりがあり私も参加させて頂きました。
先生のゼミがスタートした初年期から昨年度の生徒まで計40名以上、先生に教えを受けた皆さんが集まり楽しい宴が催されました。
皆が会場に到着する時に先生は入り口でずっと立ちづくめで一人一人にお声を掛けて頂き 、さらには参加者全員の挨拶の際もずっと席からお立ちになり話を聞いて下さりました。
自分は1990年代の卒業生の席の皆さんとテーブルを囲み、残念ながら同期は一人も居ませんでしたが、先輩、後輩達と先生の思い出話や写真の話で盛り上がり再会を約束しました。
来年の1月には代々木で先生の個展をされるとのこと。
まだまだお元気でご活躍されている先生のバイタリティの源はどこから湧いて来るんでしょう。
こうして過去の卒業した生徒がご退官を祝いにこんなにも集まるのは、先生の魅力的なお人柄があってこそですね〜。
帰りに会に参加したみんなに先生から素敵なプレゼントが!
先生の写真集じゃないですか〜!! 有り難や有り難や!!
全員分にサインが入っていて、この日会場でみんなが到着する1時間前から書いて下さったとの事。
本当に感謝です!有り難うございます。
先生に携帯番号を聞き、近々事務所に遊びに行かせて頂きます。
憧れの熊切先生
学生時代から成長したのかわかりませんが、現在の自分の魂が入った写真を見て下さいね〜!
センスねえなあお前は〜。なんて未だに言われてしまうかも(笑)
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