2010年5月27日木曜日

朝呑み散歩

古い友人の編集者に頼まれて久々の丘カメラマンをしました。
丘といっても酒場巡りですが〜^^

7月に刊行される「東京朝呑み散歩」というなんとも素敵な書籍の撮影で朝から都内の酒場をディープに潜っております。

”朝呑み”なんて素敵な言葉なんでしょう(笑)
最初の取材では、「酒場放浪記」でおなじみの吉田類さんとアルフィーの坂崎さんの叔父様であるエッセイスト坂崎重盛さんに贅沢な酒場のコーディネイトをして頂き、上野、浅草の飲み屋さんを巡りました。

流石のお二人、最高に楽しいロケで朝9時から夜迄10件以上の飲み屋さんをハシゴし自分は一件目から仕事なのに呑みっぱなしです。
ビール、ホッピー、サワー、焼酎、ワイン、日本酒、を次々と腹に入れながらの撮影で最後は仕事放棄(笑)
類さんの主催する句会の生徒さんも合流し、仕事は終わってもまだまだ呑み続けます。

ここまでいくともはや格闘技ですなw




浅草の煮込み通りでは隣の酒場で映画の撮影をしていた大杉蓮さんが類さんにファンですと声を掛けてきました。



大杉さんが声を掛けて来ても飲みの相手を捜す類さんは携帯を話さず。
そのまま今度呑みましょう!と一言。

いやあ凄いなこの大物のオーラ!

類さんがご隠居と呼ぶ坂崎さんともめちゃくちゃ話が弾み、とても楽しい取材でした。

最後残念ながら別件の用事で10数件目で先に帰りましたが、なんと友人の編集者はその後次々と合流した類さんのご友人達とともに神楽坂へ向かいさらに呑み続けたそうです。

やはりモノホンなのですね。ホントすげえオジ様達ですw

2010年5月4日火曜日

春の訪れ

最近ようやく暖かくなってきましたね〜!

花見をしても、春の海中を期待して海へ入っても、なかなか春の訪れを体感出来ずにうずうずしておりましたが本格的な春の訪れがやっとキタ〜〜〜!!ってな感じですなぁ。

昨日は余りにも気持ちのよい陽気に、早起きし電車に乗って秩父まで行っちゃいました。


羊山公園の芝桜は今が見頃です。
秩父の人々を守り続ける神宿る武甲山を望める芝桜の丘には、一面ピンクのお花の絨毯が敷き詰められ、春の香りが広がっていました。

その後テクテクと散歩をし、版画家・棟方志功氏の作品が貯蔵してあるミュージアムへ。
力強い作品の数々にパワーをもらいました。
片目が見えなくなり、もう一方の目も塞いでも版画を彫り続けてやる!という往年の棟方氏の気迫に満ちた映像はまさに神がのりうつったかの様。
板画と書いて”はんが”と読むんだという棟方氏の言葉にもめちゃくちゃ感銘を受けました。
版という字には大量に刷る出版等の商売的な意味合いが強すぎる。
仕事に責任を持たないという棟方氏の藝術には板画という字面がしっくりくるのだと言う。
なるほどね〜!

写真にもなんか当てはまるなそれ。

その後武甲温泉に行きたっぷり癒された後、電車で急いで東京へ戻り秩父とは両極端な大都会お台場でライブを観に。

ZEPP東京でcaravanのツアーファイナルコンサートがあり観に行きました〜。
最高の音楽に浸れて大満足。
家でまったりと過ごそうと思っていましたが気が付けば朝から偉大な風景に視覚を開放し、芝桜や山の香りに嗅覚を癒され、炭酸水の温泉が触覚を通して体を巡り、ご当地グルメで味覚を刺激し、Caravanの心地よいグルーブが聴覚を研ぎし、五感を開放出来た最高の一日となりました。

ラストに最高のプレゼントをいつもありがと〜!