2011年3月24日木曜日

希望の輪

東日本大震災の義援金の少しでも足しになればとはじめた写真集「わすれたくない海のこと 辺野古・大浦湾の山・川・海」の売上げ全額寄付の件ですが、当初私から用意させて頂いた無償提供分の(100冊)にお申し込みが殺到しており、昨日までのご注文分で数が足りなくなりましたのでここで(3/23日)一度募集を閉めさせて頂きます。
お申し込み頂いた方々には今現在も頑張ってお届けに伺う様にしておりますが、まだお渡ししきれていない方々については今しばらくお待ち下さい。仕事の合間にがんばって駆けつけます〜!

一応各お店10冊限定とさせて頂いておりますが、それ以上を納入される分に関しては購入して頂いております。
無償提供100冊分に関しては各ショップさんの信頼を頂いた寄付先に全額お振込させて頂いておりますが、 今後おこなうチャリティーイベント等での本の売上げ及び、3/24日以降にお申し込み頂いた分については追加分となりますので売上げの一部寄付という形を取らせて頂きます。
 少しでも長く寄付を継続する事が一番だと考え、ご了承下さい。


 マリングでは現時点で14冊お買い上げ頂きました。
仙台で被災されボランティア活動をしている仲間へ全額寄付させて頂きます。

 新橋BOXさんではカメラマンの越智さんにもお買い上げ頂きました。
31日のチャリティーイベントが終わり次第あわせて東北地方で被災されたダイビングショップへ寄付させて頂きます。

青山ヘアサロンingさんでは昨日から既に4冊お客様にお買い上げ頂きました。
売上げは全額日本赤十字社へ。


他ご協力頂いているショップ様、個人で宣伝して頂いている方々にも熱く御礼申し上げます!今後も希望の輪を広げていきましょう。

チャリティーイベント開催のお知らせ

<東日本大震災チャリティーイベント開催のお知らせ>

東北関東大震災で、被害を受けた被災地の皆様には、心よりお悔やみ申し上げます。

被災した方々を支援する活動がいろいろな所で始まっていますが、私も、少しでも出来る事を協力支援していきたい考え、3月31日に今月発行した写真集「わすれたくない海のこと 辺野古・大浦湾の山・川・海 1575円(税込み)(3/3発売)」の出版記念のパーティを企画していましたが、内容を変更し、会場で購入していただいた写真集の売り上げの一部を東北関東大震災の義援金に当てるチャリティイベントにしたいと思います。

中村卓哉チャリティイベントは
日時は、3月31日(木)
場所 新橋BOX
http://shinbashi-box.com/
TEL 03-3571-6020
時間 19時~22時
会費 6000円
(料理お任せ、飲み放題)

当日は、写真集の販売、中村卓哉のスライドトークショーを行います。

たくさんの方のお越しをお待ちしています。

よろしくお願いします。

2011年3月19日土曜日

『疲れた心に海を、酒を、そして人との絆を』 

 都内のダイビングショップ、飲食店関係者 様

東日本大震災で被害に遇われた方々を思うと、外出を自重されるお気持ちは良くわかります。
しかし被災されていない地域にお住まいの方々はこの日本にいち早く健全な日常を戻す事に尽力する事が何より必要だと私は考えます。


一方、地震後客足が遠のいてしまったというダイビングショップ、飲食店等の経営者の声が耳に入っております。
勿論、関東でも計画停電やガソリンの不足等海へのアクセスが難しいという事は重々承知しております。
その他様々な事情で海や繁華街から足が遠のいてしまうというのも当然の事だと思います。

ですから、無理してでも楽しみを共有しようという一方的な声に耳を閉ざしてしまう方がいるのも理解しなければなりません。

しかし海から恩恵を受け生活している私に今できる事は何かを考えた結果、やはり海へ行き海の魅力を伝えている方々や日々の疲れを癒してくれる一杯のビールを提供していただける方々のサポートをしたいという事でした。

その為今出来る範囲でアクションを起こさねばならないと思い、誠に非力ですが下記の内容でのご提案させて頂きましたので少しでもご支援を頂ければ有り難いです。

ご協力頂きたい内容

『疲れた心に海を、酒を、そして人との絆を』
このような時にも心のゆとりを提供して頂けるダイビング、飲食店関係の方々に一役買えたらと思い、今月発売された私の写真集「わすれたくない海のこと 辺野古・大浦湾の山・川・海」(偕成社)を無償で都内のダイビングショップ、飲食店等の経営者様にお渡しさせて頂きます。

ただし数に限りがあり、今のところ100冊だけですが用意させて頂きました。



無償でお渡しさせて頂く為に、いくつか条件を設けさせて頂きましたのでご了承下さい。

・無償でお渡しした本は一部1,500円でお客様に販売して頂き、その売上げをご賛同頂いた団体に全額寄付して頂く事。(寄付する団体等は本をお渡しする時にご相談させて頂きます。)

・本だけの販売は無効とし、必ずダイビングの参加者様、飲食されるお客様限定での販売として頂く事。

・寄付して頂いた金額は本の売上げ部数で換算させて頂きこちらのブログにて公開させて頂きます。

・本をお渡しする方法ですが、今のところ宅配は考えておらず、都内であれば私が自転車か電車にてお届けに上がります。

*流通状況が大変な中、今のところ都内のお店限定にとどめさせて頂きますが、都内のショップさんが海に行かれる際に、上記の内容でご賛同して下さる現地ショップさんに本を持って行って下さるのであれば助かります! 

・今のところ自分がお渡し出来る数に限りがありますので(100冊)1ショップ10部まで無料提供とさせて頂き、もし追加でご注文頂ける際は有料となりますが金額についてはご相談下さい。

こちらのメールにてご希望店舗の募集を受け付けますので、お名前、ショップ名、お届け先の住所をお知らせ下さい。

 takuya.photo_diver@nifty.com


海や酒場をディープに潜るカメラマン 中村卓哉

復活の兆し

東日本大震災にて大切な方々を亡くされた方々にお悔やみ申し上げます。
先の見えない不安を抱えつつ、限られた救援物資で生活を繋ぐ過酷な避難生活を過ごされている被災者の皆様には心よりお見舞いを申し上げます。

<震災から一週間を過ぎ感じた事>
海で感じたありのままを伝える事が私の仕事であり、癒される生き物達の表情と同じ様に時には目を覆いたくなるような現実も同じ海の一部として見つめ、伝え続けなければいけません。
それがリアルであり、そこに対峙し、直面した時に初めて解決の道を見出すのが人間なのだと思います。


3/11日のその時、私は那覇港の沖の誰の目にも触れぬ海中におりました。
そこで見たサンゴ礁は私がどこで見たサンゴよりもたくましく、明るい未来へと命を広げているように感じました。

アジアの十字路と呼ばれ巨大な客船が数多く行き交うすぐ真下に、このような見事なサンゴ礁が広がっているとは実に驚きです。

過酷な海の中でも常に命を繋ぐ事にどん欲な海の生き物達。

沖縄のサンゴの復活の兆しに勇気をもらい、希望の光明を見ることが出来ました。

昔も今も明日も、生きている限り私達に出来ること、それは海を見つめ伝え続ける事です。

2011年3月11日金曜日

今日の大浦湾

今日もピーカン、べた凪、透明度抜群の大浦湾でした。
チリビシのアオサンゴの群落も好条件。

今日もアオサンゴの群落は包み込む様に私を迎え入れてくれました。
なんか何回撮っても似たアングルになっちゃうな;

ここでもついクマノミを真ん中に入れてしまいます。
だって可愛いんだもん!!

アオサンゴの根のトップのユビエダも抜群に綺麗。
いつも思うけどビーチダイビングでこんな凄いもの見れて良いんでしょうか!
ケラマ諸島みたい。


ゴンタ君みたいな馬鹿でかホラガイものっそのそ。

マクロでガラスハゼをパチリと撮影したり、

やっぱり何度もとってしまうカクレちゃん。


今日も沢山撮ったなあ。

明日は恐らくみんな誰も潜った事のない意外な場所へ行きます。
きっと驚くよ〜!

ではでは!

2011年3月10日木曜日

大浦湾取材中

発売中の写真集「わすれたくない海のこと 辺野古・大浦湾の山・川・海」の舞台となっている沖縄県・辺野古 大浦湾に撮影にきています。

今日は快晴、べた凪、透明度も好条件が揃いました。

ざっくりこんな感じです


去年の台風でユビエダハマサンゴから落ちてしまったというカクレクマノミの住んでいるイソギンチャクが元に戻っていました^^


ウミウシはそんなに普段撮影しませんが、こんなのをパチリ


うわ>< お食事中の方すいません。。

明日も朝からアオサンゴの群落と新ポイント開拓に向います。

ではでは..