2009年12月21日月曜日

冬の東京湾

今日は姉ケ崎へ潜ってきました。
水温13度の東京湾の海をロクハンで。
85分くらいを連続ダイブは流石に震えがきます。

そんな寒さを忘れる程のドラマが冬の海の中で繰り広げられています。

 

岩肌にびっしりと産みつけられているカラフルな卵塊はアイナメの 卵です。




まるで宝石の様な美しい卵。命が紡ぐ美しい光景に大感動!



卵をよく見ると無数の小さな眼が輝いています。

 

さらによく見ると今にもハッチアウトしそうなアイナメの赤ちゃんの姿が確認できました。




卵の近くで必死に守る雄のアイナメ。婚姻色に輝く金色の体がひと際海の中で目を引きます。




他にもこんな可愛いウミウシに出会い




ムラサキの貝殻に小さなヒトデがブローチの様であり思わずパチリ。




東京湾で一番撮影が難儀で練習にもってこいのヒメホウキムシを撮影したり。
寒さもすっかり忘れてしまう程の楽しい取材でした。
撮影が終わると潜りのお手伝いをして頂いた大河内さんの家で大忘年会。
船長の青木さんと一緒に撮影に同行させて頂いたカメラマンの竹内茂さん・淳君親子、海侍の池田夫妻、大河内さんのご家族の皆さんと一緒に盛り上がりました。

いやあ今日も本当に楽しい海でした。
 みなさんどうも有り難うございました!!


2009年12月19日土曜日

楽しいロケでした

シーアンドシーサンパックさんの取材で大瀬崎へ行っていました。
兄貴分の尾崎さんとの2人きりのロケ。
大騒ぎの楽しいロケでした。

しかし今年一番の寒波がやって来た海は寒い!
海の中が温泉に感じる程上がった後の風が冷たい。
しかし透明度は抜群で面白い生物も色々出会う事ができ、満足度は150%超のマブイ海だったっす!

取材の最終日にちょこっと自分の作品を撮らせて頂きました。
尾崎さんありがとー!!!





タコとミジンベニハゼが仲良くひとつの空き瓶の中で暮らしています。
途中トラギスがちょっかいを出してきて直ぐに瓶の中に引っ込む様になり中々出てこない。
憎っくきトラギスめ〜〜〜!!
とりあえず距離を置いてシュチュエーションがわかる様にパチリ。






徐々に距離を詰め絞り値を絞ってアンパイ写真を抑えることに。





またまた来やがった悪役も板に着いたトラギス野郎。
この後瓶の蓋を塞ぐ様に邪魔をする。
ちくしょ〜〜!! こちとらロケ最終日で窒素がぱっつんぱっつんなんよ〜!!
はよどかんかい!なんて格闘する事10分。。




ようやく退いた寅次郎。そこで淡い色を出すため攻めの絞り開放スローシャッターじゃ!
ミジンちゃんとタコくんの眼にピンがくるよう被写界深度との格闘が始まる。
後3ミリミジンちゃん前に出て〜!なんてぶつぶつ独り言を発しながらパチリ。



最後にミジンちゃんの全身を拝めたところでいざ帰還。
撮影時間の倍掛けての浮上でーす。

ひとつの被写体にああでもないこーでもないと試行錯誤する楽しさも写真の醍醐味ですね。

冬の大瀬崎の一コマでした。

2009年12月9日水曜日

アップルさんよ頼むぜ

最近iPhoneにして、やらねばならない事をto doアプリに入れて忘れ物をしなくなった。
こりゃべんりだなあ〜なんてメモも取らなくなり全て機械まかせの自分に少々戸惑う事も。

今朝もまずto doリストに入っている要件を片付けていくと、アプリのアップデート表示点灯しているのに気付く。
お!ワクワクドキドキのアップデートきた〜!!

早速アップデートすると、バージョンアップされたのに一向にアプリストアのアイコンのアップデート件数の表示が消えん。

うーんなんじゃこれはとアップルに電話して聞いてみる事に。

電話で応対してくれた紳士が言うには、アプリにはバグが生じる事がありましてそのようなアプリはiPhoneの裏で必死に立ち上げようとしているので電池をえらく消耗します。一旦そのアプリを消して再度インスコして下さい。だそうだ。。

え〜〜!!中に沢山メモ書きしていてこれが消えちまうと色々閉め切りや準備しなきゃならん事も忘れちまうがな!と言うと、

「私だって、一生懸命に育てたキャラのいるゲームアプリで同じ症状が起こり泣く泣く消したんですよ〜」だってさ。。

テメーの都合なんぞ聞いとらんはキモヲタが〜〜〜!!

なんてつい暴言吐きそうになったじゃありませんか〜。。

やっぱ重要な事は紙に記せですな。

ダイビングも自分は命預ける器具にはデジタルは使いません。ダイコンは別にしてね。

最近デジタルのゲージが多いじゃん。やっぱ一番信じられるのはアナログだな。
写真もフィルム時代が恋しい昨今であります。

なんかとんでもなく話がズレてますが、2000年問題なんてのをつい思い出し、海も陸の生活もコンピューターより勘ピューターのほうが当てになると言っていたつい10年前の自分を思い出しました。

いやあ2010年問題があるとしたら私のiPhoneのバグでの仕事のトラブルでしょうか。
と笑えない冗談を言って今日の日記とします。

ちゃんちゃん

2009年12月6日日曜日

やるならとことんマニアックに

今日もご近所さんのダイビングショップ海侍の池田夫婦と大瀬崎へ。
自分は来週からのロケのリサーチ&オーバーホールから戻ったカメラ機材のテストを。

奇麗なウミウシ各種(ピカチュウも出て来たねぇ)、イロカエルアンコウは湾内、外海と4個体をチェック、放卵中でもうすぐハッチアウト間近のミジンベニハゼ、外海のスケロクウミタケハゼはわんさか。とりあえずマクロの抑えはバッチグー(古っ)
昼2本で撮影カット400枚超え。

そして大瀬崎の番人、写真家・阿部秀樹さんを見かけナイトで一緒にいく事をおねだりしちゃいました。

撮影に邪魔にならない様に一緒に入りましたが、やはり阿部さんの撮影はマニアック〜!!
素晴らしいの一言です。

本当に大感動でした!いやあ、やはり大瀬崎は凄いな!
ここまでマニアックを通せば海に興味ない方でも逆に惹き付けられるかもしれません。

そのナイトで撮った写真はこんなんです〜↓


こちらは激レアなイセエビのフィロソーマ幼生。
浮遊生活を送っている時期はクモのような格好でただよっているんですね〜。
いやあ、真っ暗な中体長わずか5mm余りで透明な彼にピンを合わせるのは大変だったっす!
ふわふわ漂いカメラを引くと対流でくっついて来ちゃうんで;


続きましてはテナガエビの幼生です。
いやあ実に奇麗でした。撮れた写真を見て気付いたんですがw
幼生の頃は片手だけ長いんですね。驚きました。


こちらはなんとミズヒキガニの幼生。
あのシロガヤを持って威嚇してくるカニですよ〜。
幼生の頃は殆ど顔だけじゃないですか〜!
実はたまーに下から透明の足をちょろっと出すのですが、時間にして僅か0.5秒くらいかw
これも5mmくらいの大きさなんでピント合わせるのに精一杯。
もう一度チャレンジですね〜。


これもレアなギンオビイカ
いやあメタリックに輝く頭部のラインが素敵でした。
 
これなんでしょう?
阿部さんでも初めて見たらしく不明だそうです。
いやあきっと大人の姿を知るとえ〜〜〜〜!っと驚くんでしょうが。
甲殻なのか魚なのかも自分では見当つきません。
どなたかご存知の方は教えて下さい。

*追記
他のカットを見ると眼のすぐ下に足がついていました。
最近大瀬崎に出没したトガリモエビの幼生ではないかと睨んでいるのですが、、
勝手な私の想像です(笑)


ドラマチックにウミケムシを撮ってみましたw
宇宙を旅するこんな乗り物があったら絶対に私は遠慮させて頂きます。
でもネコバスに似ているという意見もあり、ちょっと可愛く見えてきました。
いや;失礼、可愛くはないですね。。


こんなクラゲも。いやあ幻想的です。

夜のこんな生き物達の姿を見れるのも大瀬崎ならではです。
阿部さん有り難うございました〜。感謝感激でした〜!




2009年12月2日水曜日

ダイバーのモラルって



先日とあるダイバー仲間と写真撮影をする上でのモラルについて語る機会があった。
自分は年々意識が出て来たというか、正直昔は全くと言って良い程モラルに欠けていた。
手当たり次第生物に触れて来た。
撮影中も良い写真を撮る為に体を安定させる事を最重点に考え、あたり構わず手をつき足を投だし撮影に没頭していた。

自分の友人のカメラマンとつい先日も一緒に飲む機会があったのだが、そんな時に改めて気付かされる事が多分にある。彼らの絶対に中性浮力を守りけして生物に触れない撮影やポリシーは本当に敬服する。
それはトレーニングで培われた職人技に等しい。
ただ皆が皆努力で出来る技術ではないので自分は自分のやり方で海に対峙していきたい。

今日写真を色々探していたら、今年海外の某所で友人のカメラマンに撮ってもらった自分が撮影しているところの写真を発見した。
海外のイントラはもの凄くモラルに厳しくはっきり言えばカメラマン泣かせである。
砂地から顔を出すハゼを撮っているところだが、この後地元のイントラにつつかれ、偉く怒られたのだ。
自分が砂地に腹這いになって撮影していると思ったらしい。
でもこの証拠写真が残っていたのでその船に相乗りした友人の日本人ガイドに見てもらい事なきを得た。
砂地についているのはフィンの先だけでちゃんとそこにハゼ等の巣穴が無い事も確認済である。砂地の影を見れば一目瞭然。肘も浮かせて撮影している。
この格好で数十分体勢を保持出来る様になれば申し分なかろう。

フィンもつくなと言われちまえばそれまでだが、つく場所を選べば自分の中では良しとしている。
これも最近になって無意識でこの体制を維持する様になったが、何度も言うが自分はけして見習うべきダイバーではない。
自分なりに自然と如何につきあうか今も日々考え撮影している。

2009年11月24日火曜日

iPhone/iPod touch用のアプリケーション販売開始



本日私中村卓哉と音楽家守時タツミさんのコラボ作品がiPhone/iPod touch用のアプリとして販売されました。
タイトルはphoto theater〜海中散歩〜です。

守時さんの癒しの音楽と私の海中写真のスライドショーをメインに構成された内容になっております。

iPhone及びiPod touchをお持ちの方は是非ダウンロードして下さい。
日本語版(350円)の他、英語版(米国US2.99ドル)他、全世界77カ国に配信されます。 
内容はこちらのページをご参照下さい。

海中写真と音楽のコラボは自分のもうひとつのライフワーク的なところもあり、このような形で作品が世に出る事は非常に有り難い事です。

このアプリに興味を持って下さっている方、早速ご購入頂いた方本当にどうも有り難うございます。

そしてこのお話を下さったとっきーさん(守時タツミさん)、プログラムや広報を担当して頂いたexciteの岡田さん、どうも有り難うございます。






2009年11月23日月曜日

充電

背中から肩の辺りがずしーんと痛み、横になれず昨日は朝まで眠れなかった;

とりあえず湿布を張りまくったが、全く改善されず。

ゴムの運動器具でストレッチを試みたのだが、やり過ぎてしまったのか。さらに悪化。

何かのヒントを得ようと還暦でもパワーの衰えない永ちゃんの映像を見まくっているとスポーツ医学の観点で永ちゃんの体を分析するような番組を録画したものがネットで流れていた。

永ちゃんの体脂肪は20%くらいらしく、けしてアスリート並みではないとか、それでもあの歳で激しいステージを長時間ぶっ通しでできるスタミナは、マラソン選手のような体の使い方をしているそうだ。

何事も緩急が必要なのだろう。
出すところは出す、休むところは休む。

すぐに影響される私は昨日新宿に永ちゃんのドキュメンタリー映画を観に行った。
すごい行列の中売り場までようやく辿り着くと、「満席で売り切れです」との受付嬢のつれない返事。

とりあえず今日の前売り券をゲット。

今日こそは永ちゃんからパワーをもらってきます〜!




2009年11月12日木曜日

初めて潜った時の写真

photo


昨日の日記で書きました”flickr”をあれこれいじっていると、なんと予告無しに規約違反か何かでサイトやサーバーから大量の写真が消されました。


まあバックアップは取っているので心配ないのですが、理由を突き止めるのにあれこれ英文を読みまくっています。
(翻訳ソフトのカタコトの日本語訳は突っ込みどころ満載w)


そんな流れで一点テストで写真を上げ。


flickrの運営さん!ルールは守りましょうと言われてもそのルールを理解出来ないのですよ〜w


まあちゃんとflickrのタグをつけて写真を使ってますので悪用はしていませんからね〜、って自分の写真だろこれ;




もしかしたらテストでゲストパスをばしばし自分に発行しまくったから公開エラーになったのかな;


詳しい方もし同じような事で解決済だったらおせーてちょ〜




あっ、、写真は10歳の時に座間味で初めてダイビングをしたときのものです。


まだハーネスwBCなんて便利なもの無かったからね。
残圧計はこの時すでにありました。


昔のダイバーは残圧計も無かったもんな。エアがしぶくなったら浮上とか、それが普通だった頃は良かったな〜。
イントラにいちいち文句言われずにさ。
こんな事書くとまたイントラさんや器材メーカーさんに「卓哉さーん、そんな事言ったら駄目ですよー、器材売れなくなります〜」なんて言われちまうのかなあ(爆)


自己管理で安全で楽しいダイビングを!お金をかけずにやって何が悪い!


すいません;笑顔で訴えています^^


この後、放任主義の親父に水深15メートルで投げ出された私ですから、それがきっかけで自分に自信がつきこの道を志したんです。




ダイビングについて色々なご意見はあると思いますが、完全自己責任主義の私であります。

2009年11月11日水曜日

こりゃ便利



flickrという写真共有サイトをご存知だろうか。
macのiPhotoのバージョンが9になってから、iPhotoから直接写真をflickrにアップロード出来る事から一応ID登録はしていたのだが、なんせ英語版のみなので使いこなす前にほうっておいていた。

最近携帯をiPhoneにして色々と無料アプリを探しているうちにiPhoneアプリ版のflickrがあったので落としてあれこれいじっていたのだがこりゃあ凄い便利じゃないか!と今更気付いたわけであります。

自分がやっている主な使い方としては、iPhoneで撮影した記念撮影の受け渡し、位置情報を埋め込めるiPhoneのロケ地データ(最近はメインのカメラで撮影する前にiPhoneカメラで一枚GPS位置確認用に記録しています)の管理等です。

まずflickrでの写真の受け渡しですが、細かな分類ごとにsetというフォルダのようなものに写真を仕分けでき、全てに共有、家族だけに共有、友達に共有等それぞれ細かく見せたい相手を選ぶ事が出来ます。サイトに訪れた人が友人なのか他人なのか家族なのか、人によって自分のサイトに表示される写真が違うという事。自分のページは他人には写真が一枚も無いように見えていますが、それをある分類の写真をシェアしたい相手にメールすれば、メールを受け取った人だけに見せたい分類のフォルダだけを公開し写真をその人だけにダウンロードしてもらう事も出来ます。
ダウンロードする時の写真のサイズも相手に選んでもらう事ができ、スライドショーなんかも楽しむ事が出来るのです。

しかもiPhoneから簡単にflickrに写真をアップロードしたり自分のページからiPhone上に写真を落としたり、flickr上の写真をスライドショーにしてiPhoneで見る事も出来ます。

自分は基本的にPC上のiPhotoとiPhoneを同期させたくありません。どんどんiPhotoに写真がたまってくるとHD容量が食うし、重くなる、またRAWデータ等がiPhone上で表示されないといった事があるので、仕事で撮影直後の写真管理で多用するiPhotoは記念撮影やスナップなんかは溜め込まないので。
そこで今はiPhoneの中でメインの写真管理アプリはflickrになりました。こっちの方が使い道の幅が広がりますので。

それとflickrで主に管理するiPhoneで撮影した撮影地のGPSデータですが、自分はiPhotoではそれも管理しません。なぜならGPSデータを表示させながらPCを持ってロケ現場まで行かないので。

flickrでGPSというset(フォルダ)を作り、iPhoneで撮影したGPS埋め込みデータだけそこにまとめておきます。
そしていざ撮影地に行きたい時はiPhoneのflickr上で行きたい場所の写真を表示し、カメラロールに保存。その後koredokoという無料アプリを立ち上げるとカメラロール内の写真のGPSデータを読み取りiPhone上でマップにピンが立ちます。
携帯なら持ち歩けるんで撮影場所まで迷う事無く行けちゃいまっせ〜。

いやあまだまだ使える機能満載なflickrとiPhoneの組み合わせは写真が一段と楽しくなるアイテムでーす。

説明下手ですいません;flickr以外にも日本語版の写真共有ソフトもありますが、自分はflickrが一番使えると思います。早く日本語版でないかなあ。

ちなみにflickrの無料版でもサーバーの容量は無制限。月にアップできる制限はあります。


2009年11月10日火曜日

大切な日



今日は三宅島の海に生きる彼を思う

大海原を自由に生きろよ


秋田にて



11/7日 いよいよ中村征夫記念ギャラリー「ブルーホール 」が正式オープン 。
2日間で県外、県内。ご近所から沢山のお客様にお越しいただき、その数2000人超。

驚くべき還暦越えパワー! 遠路遥々お越しいただいた皆様にも本当に感謝感謝です。

私は6日、7日と酒浸りの大宴会に参加。いやあ飲まされましたは〜。
なんせ10年ぶりの秋田ですから、中村一族とこうして集まれたのも貴重な時間です。

秋田の人々は本当にココロ温かく、何度も感激のあまり目頭が熱くなりました。

皆様是非是非秋田へ、ブルーホールへ足を運んで下さいね。



夕日が沈む八郎潟。昔は琵琶湖に次いで国内で総面積2位の大きな汽水域の湖でした。



大幅な干拓事業によって埋め立てられた八郎潟(写真左)今は淡水湖。右が日本海。
八郎潟に関しては様々な問題が言われていますので今更説明するつもりはありません。
今回は親父の生まれ育った村、歴史を辿る貴重な旅でした。




男鹿半島に打ち上げられていたエチゼンクラゲ。
やはりここにもいましたね。
今や太平洋側にも回り込みこの先日本が征服されるのではないかというくらいの勢いです。
発生源の中国の方では小さく、日本へ着く頃には2メートル近くなるものもいるとか。
コラーゲンをうまく安価で大量に抽出して金儲けに繋がればなあ。
なんせ重いんで運ぶだけでも一苦労だからね〜><

 

最後は永ちゃん気取りでやらかしちゃいました;
秋田豊川村のハーレーチームのご好意です。センキューソーマッチファイン!






2009年11月4日水曜日

中村征夫写真ギャラリー誕生




親父の地元秋田県に中村征夫写真ギャラリー「blue hole」が誕生します。

◆住所:〒018-1504 秋田県潟上市飯田川飯塚字飯塚34-1(小玉醸造株式会社内 )
◆交通アクセス:JR秋田駅からJR羽後飯塚駅まで約30分、JR羽後飯塚駅から徒歩で約10分。
※お車の場合:JR秋田駅から約40分。秋田空港から約40分。昭和男鹿半島I.C.から約10分。
◆お問合せ先:小玉醸造株式会社 TEL018-877-5772
◆観覧料:一般200円

秋田の田園風景が広がる自然に囲まれたギャラリーです。

オープンは11月7日(土)10時〜

秋田を代表する銘酒「太平山」の酒蔵を改装した広々としたギャラリーでは、写真展の他にミュージシャンや作家、文化人などのトークショー も開催していきます。

是非秋田の極上の自然と酒と人達に触れ合い写真を満喫しに行ってみて下さい。

自分は内覧会等の出席の為、明後日6日より秋田に向かいます。

飲んだくれてきますよ〜!

2009年11月2日月曜日

iPhoneゲッチュ

携帯をauとiPhoneの二台体制にしました。

ロケ先ではまだまだau携帯は手放せないので新たにiPhone用のメールアドレスと電話番号を追加しましたが、メールも電話番号も以前のものをiPhoneで受けられる用に転送設定したので特に変更のご案内は送りません。

現在iPhone用のスライドショーのコンテンツ作りを進めていますが(もう間もなく発表出来るかと思います)これで晴れてiPhoneユーザーとして後ろめたさ無く勧められます。


男なら黙って保護カバー無しでiPhoneをw

本体剥き出しで使用がワイルドメーンですぜブラザーw

2009年10月31日土曜日

今日の大瀬崎での出会い

ダイビングショップ”海侍”のツアーに同行させてもらい大瀬崎に行ってきました。
海に着くと見覚えのある方々が!



私の兄貴分のシーアンドシーの尾崎さん&奥さんで水中写真家の尾崎たまきさん、TV水中カメラマンの大御所、竹内茂さん親子に遭遇。
早速記念撮影をパチリ!

いやあ貴重な記念撮影になりました^^

今日の大瀬崎は水温23度。どうやら黒潮が寄ってきているらしく一昨日あたりから水温が2度程上昇しております。
気持ちの良いピーカンのお天気に恵まれとても楽しい一日でした。

スチールの機材一式をオーバーホールに出しているため、今日はムービーで撮影を。

今日のテーマはムービーで魚の補食シーンを狙う事でしたが、一本目の湾内でオキエソの補食に狙いを定め見つけたらとりあえずビデオを廻しておりました。

が、、、気配無く撃沈><

なかなか思うようには魚もお食事姿を見せてくれません。

そこで2本目外海門下よりエントリー。
透明度15〜20メートルの絶好のコンディションの中、ソフトコーラルの多い茂るショートドロップ中心に撮影。

その後いたいた!オキエソちゃん。そーっとよって見る事に。


お!!!中層に浮いたオキエソが真鯛と何かを追いかけとるぞ!
ビデオのクリップなので画質が悪いですが;たしかにオキエソの開いた口の先に獲物が!






真鯛も負けじと追うも、オキエソに軍配!オキエソの口の中にはしっかり獲物がくわえられております!






オキエソはテリトリーの砂地に逃げ込むも、諦めきれない真鯛は周囲をうろうろ。
恨めしそうな目で見ております。




正面に回り込んで見ると大きな口の中にはしっかりとスズメダイがくわえられていました。

ちょっと可哀想;;

口をパクパクしもがくスズメダイ。これも弱肉強食の厳しい海のリアルなドラマなのです。



その後口を上下に振りさらに口の奥まで深くスズメダイをくわえこみ、その場を去って行きました。

ビデオではあまりにエグイのでキャプチャーで載せさせて頂きました。

海の中では魚達は一瞬たりとも気を抜けません。
こんな瞬間のドラマが常に繰り広げられているのです。

今日は狙った通りの補食シーンに出会いその瞬間を抑えられましたが、なかなか狙っても撮れないもの。

常に魚達の動きに注視するべしですよ〜。


他にも色々な生物に出会い久々のゆったりしたダイビングを楽しみました。

今日も最高の出会いをくれた海に感謝です^^




2009年10月29日木曜日

親子競演








本日は、親子でテレビの収録。
先日沖縄で収録したテレビ番組の続き(ここだけの話)の〆は親父との子供時代の懐かしトークで。
いやあ久々に緊張したなあ;

親父の前で喋るのってなかなか勇気がいりますわ。

そんな自分の心境を露知らず、淡々とした親父はやっぱ凄いな。
最後にお前の格好、来年の夏先取りか?って言われ、「そう、わかった?」しか返せませーんでした。



その後最近起業した中学生の時からの腐れ縁の友人を祝して馬場の行きつけ「グラスオニオン」へ。完全にヨッパです;




その足で嫁(ブログ初登場w前列真ん中)と新規開拓のバーへ。
そこで私の大切な差し歯を落とし大騒ぎw

やっぱアロンアルファじゃ駄目なのね〜

いやあその後あまり記憶が無くラーメン食って帰宅。

まあ楽しい一日だった。
ちゃんちゃん♪

2009年10月28日水曜日

お芝居



先日沖縄で一緒にお仕事をした水中テレビカメラマンの 長田勇さんに誘われ中野にお芝居を見に行ってきました。
長田さんの高校時代の同級生の方が演出や脚本を手がけており、ご本人(奥田武士さん)も出演されています。
というお芝居です。

とっても重いテーマなんですが、沢山の笑いや感動が散りばめられていて、最後はかなりぐっとくる内容でした。
出演されている皆さんの演技もとても素晴らしく、かなり引き込まれました。

お芝居って良いですね〜^^
皆さんの情熱もあの会場の熱気も、パイプ椅子のお尻の痛さも(笑)なんだか凄く良いものを吸収させて頂き、充実の時間でした。

11/2日までやっていますので興味のある方は是非観に行って下さい。
ちなみに会場の一番後ろでは、毎日長田さんがカメラを廻していますよ〜。



2009年10月27日火曜日

いよいよ完成間近♪




音楽家のとっきーさん(守時タツミ) と共同で進めていたiPhone向けのコンテンツ制作もいよいよ大詰め。
先程、とっきーさんと会ってほぼ最終のプログラムの確認をしてきました。

いやあ素晴らしい!流石とっきーさん!

素晴らしい癒しの音楽の中、気持ちよく踊る魚達はまさに”水を得た魚”ならず”音を得た魚”と呼ぶべきか。
めちゃくちゃ良い出来に仕上がっていました〜。

まだ制作段階なので詳しい事は言えませんが、個人的にちょっと感激な演出もあり、早く手元に置いて疲れた時に音楽と写真で癒されたいでーす!
(自分の写真で癒されるって変かなw)

その前にiPhone契約しなきゃ;

英語版タイトルも出るので、世界中で沢山の人に見てもらいたいな〜。

iPhoneをお持ちの方もうすぐ出来るので待っててね〜♪

2009年10月26日月曜日

台風なんで、こんな日は






家でおとなしくブツ撮りをして過ごしてます〜

今日のお相手はネイルのチップ。
毎月訪れる月末の納期に間に合わせるよう完全にひっきーになりまーす。

そういや20代の前半は商品撮影ばかりの日々でした〜。
子供の工作、鉄道模型、洋服、料理、カメラ工具、色んなものが日々自宅に送られてきて、片っ端から撮っていたなあ。

今は水中撮影をメインにお仕事しているけど、同じ撮影でも完全にアウトドアとインドアの対極にある生活ですね。

自分はどっちも好きかもしれない。
何日もスタジオに引きこもっていた10年前も、海を中心に生きる今も両方幸せを感じています。

ストレスをあまり感じないのは、たまにこんなブツ撮りの仕事をこなしたりするからなのかも。
生活のメリハリって案外大事かもね。

さて大きな海とは対極の小さなネイルに対峙してきます〜。

これ終わったら海だ海だ〜〜!

2009年10月25日日曜日

マーシャル友の会&実家で鍋♪




昨日は以前マーシャルのロケでお世話になった友人達との飲み会でした〜。
みんな昔話に花が咲きお酒もグイグイとすすんでしまい、

最後はちょっとろれつまわってなかったかな^^;

カメラマンの私が最後大失態をしでかしてしまいまして。。。
解散前にあわてて撮った写真に大切なメンバー2人が写っていません><

終電に間に合うように先にお店を後にされた中島さん、もっちーさん本当にすいませ〜〜ん;
又飲みにいきましょーね〜^^

大西さん、くみさん、ご結婚おめでとう御座います〜! 結婚式の撮影もまかせて下さい〜。

木下さん、志麻ちゃん、今度は是非焼き鳥屋へ〜!

良い仕事をして繋がるこんな仲間達との再会はなんともいえない清々しい思いでした〜^^

第二回「マーシャル友の会」も盛り上がりましょう♪



続いて今日、昔の写真を探すため実家へ。
家では鍋の準備がされていました。

お袋は最近韓流ドラマにぞっこんらしく、同居する妹はあきれ顔w
朝から韓国語の勉強を必死にしているらしく、お目当ての韓流スターの特集が載る雑誌を買い集めているとか。

それだけならまだしも、食事まで毎食韓国流激辛料理。
何でもキムチを入れるもんだからもう少し胃に優しいものをリクエストすると今日のようなサムゲタン鍋が出てくる始末w ここは日本だぞ〜(笑)

でもその鍋は流石本場仕込み?
八角やらクコの実なんかが入っててめちゃくちゃ美味しかったです〜。

帰りにお土産のチゲラーメンを持たされ家路に着きました。
土産まで韓流(笑)





実家でみつけた沖縄県辺野古ジュゴンの空撮写真。
理由あってどこにも発表していませんがブログでならもういいかな。

息継ぎしているところです。鼻の穴が可愛いんだよね〜!

実はこのジュゴンの横にはウミガメが一緒に泳いでいたんです〜。
ウミガメとジュゴンは仲良しなんだね〜

ちょっと解りづらいかな?↓





2009年10月24日土曜日

マイ ホームグランド

4年間の沖縄生活時代、生活は苦しくも毎日撮影出来る喜びに満ちあふれていた。
毎日のようにバスで海へ通った。
バス停からの数キロの直線の道を、ダイビング機材とカメラ機材を引きずりながら歩くと波の音が徐々に聞こえてくる。突き当たりまで行くとダイバー達でごった返す砂辺のエントリーポイントがある。
砂辺海岸はカメラマンとしての自分のスタート地点だ。

東京へ拠点を戻してからは砂辺の海へ潜る機会は減った。
今回久しぶりに原点の海へ潜ったのだがやっぱり砂辺は最高だった。

そんな私の故郷の海へ潜って出会った生き物達をちょっぴりご紹介しまーす。



エントリーして直ぐに出会ったモンツキカエルウオ。
台風の影響でうねりが入る中、足の付くような場所にいる彼らの撮影はちょっと辛い。
あまり粘れなかったので普通の正面顔しか撮れなかったけど、でも可愛いからいいかな^^



水深18メートル近くにある小さなミドリイシ(サンゴ)を住処にしていたアカメハゼ。
大きさは1センチ位の可愛らしいお魚です。
チャームポイントは真っ赤なお目目です〜。




今回の出会いでちょっと印象が強いのがこのニシキカワハギ。
普通に沢山泳いでいるけどこの子は臆病なのか2秒に一回くらい尾ひれを広げて泳いでいた。そんな奇麗な尾ひれで威嚇するなんて、逆に目立って撮影してと言われているようで。
ごめんね〜、ほうっておけなかったよ 。怖がらせちゃったかな^^;




このハナキンチャクフグは岩を背にずっと左側の顔を隠しながら泳いでいた。
なんか不自然だなあと思いよく見てみると顎のあたりにちょび髭のようなものが付いている。
 

そーっと左側の顔を覗き込んでみると、ウミシダの切れ端が口元に付いていた。
可哀想な事に左目が白くなってもう見えていないのだろう。
どんな修羅場をくぐり抜けてきたのだろう、目の周りも刷れた後が沢山付いている。
厳しい海の中の世界では弱った生き物は淘汰される運命にある。
頑張って生のびるんだぞ〜!!



ムチカラマツにちょこんと乗っかったガラスハゼとムチカラマツエビ。
よくよく見るとガラスハゼの尾ひれをムチカラマツエビがハサミで掴んでいた。
いてててて〜〜!ちょっとなにすんのさ〜〜!
砂辺の海で出会った生き物達のドラマの紹介でした〜。