2009年12月2日水曜日

ダイバーのモラルって



先日とあるダイバー仲間と写真撮影をする上でのモラルについて語る機会があった。
自分は年々意識が出て来たというか、正直昔は全くと言って良い程モラルに欠けていた。
手当たり次第生物に触れて来た。
撮影中も良い写真を撮る為に体を安定させる事を最重点に考え、あたり構わず手をつき足を投だし撮影に没頭していた。

自分の友人のカメラマンとつい先日も一緒に飲む機会があったのだが、そんな時に改めて気付かされる事が多分にある。彼らの絶対に中性浮力を守りけして生物に触れない撮影やポリシーは本当に敬服する。
それはトレーニングで培われた職人技に等しい。
ただ皆が皆努力で出来る技術ではないので自分は自分のやり方で海に対峙していきたい。

今日写真を色々探していたら、今年海外の某所で友人のカメラマンに撮ってもらった自分が撮影しているところの写真を発見した。
海外のイントラはもの凄くモラルに厳しくはっきり言えばカメラマン泣かせである。
砂地から顔を出すハゼを撮っているところだが、この後地元のイントラにつつかれ、偉く怒られたのだ。
自分が砂地に腹這いになって撮影していると思ったらしい。
でもこの証拠写真が残っていたのでその船に相乗りした友人の日本人ガイドに見てもらい事なきを得た。
砂地についているのはフィンの先だけでちゃんとそこにハゼ等の巣穴が無い事も確認済である。砂地の影を見れば一目瞭然。肘も浮かせて撮影している。
この格好で数十分体勢を保持出来る様になれば申し分なかろう。

フィンもつくなと言われちまえばそれまでだが、つく場所を選べば自分の中では良しとしている。
これも最近になって無意識でこの体制を維持する様になったが、何度も言うが自分はけして見習うべきダイバーではない。
自分なりに自然と如何につきあうか今も日々考え撮影している。

3 件のコメント:

  1. その心構えは大事ですね。
    写真を取るかモラルを取るか、周りを気にしながら撮影している私は未だ未だだな(^^;

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  2. やすゆきさん

    写真を使わせて頂きました。
    どっちを取りどっちを捨てるかでは無いけどね。

    写真を何故撮りたいかという思いは常に行動に出ますからね〜。
    飯を食うため?奇麗な写真を撮りたいという自己満足?写真をとおして何かしらのメッセージを伝えたいという思いから? 自分はどれもあるかな。
    どれが勝っても劣っても今写真を撮ってないかもしれません。
    自分にとって大切なものずっと持っていたいですね〜^^

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  3. よっ!たくちゃん
    連絡しようとしたら日記に紛れ込んだ^^;
    ら、、見覚えのあるシーン^^
    用件はメールで送っとくよ!!

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